ポーランド文学古典叢書<br> ディブック ブルグント公女イヴォナ

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ポーランド文学古典叢書
ディブック ブルグント公女イヴォナ

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  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896427059
  • NDC分類 982
  • Cコード C0398

著者等紹介

アン=スキ,S.[アンスキ,S.] [An‐Ski,S.]
1863年、ベラルーシのヴィテプスク地方に生まれる(出生名はシュロイメ・ザインヴル・ラポポルト)。ユダヤ教の教育を受けた後、ユダヤ啓蒙主義に転じ、ロシア語で小説や社会評論を執筆。ナロードニキ運動に関わり、パリで亡命生活を送った後、スイスで社会革命党の活動に従事。ロシアに帰還後、ユダヤ文化復興に尽力する傍ら、ユダヤ民俗調査団を指揮した後、戯曲『ディブック』を創作。第一次世界大戦中はユダヤ人難民の救済事業に携わり、その記録を『ガリツィアの破壊』にまとめた。ロシア革命後は、ヴィルノ(現ヴィリニュス)を経てワルシャワ近郊に落ち延び、1920年に死去

ゴンブローヴィチ,ヴィトルト[ゴンブローヴィチ,ヴィトルト] [Gombrowicz,Witold]
1904年マウォシーツェ(ポーランド)生、1969年ヴァンス(フランス)没。20世紀ヨーロッパ文学を代表する作家の一人。ワルシャワの高校、大学に学び、1939年夏以降アルゼンチン、1964年以降フランスに住んだ。すべての作品をポーランド語で書いたが、それらがポーランド国内で検閲の介入がない形で自由に読めるようになったのは、民主化後の1990年代のことだった

西成彦[ニシマサヒコ]
岡山県生まれ、兵庫県出身。東京大学大学院博士課程中退。現職、立命館大学大学院先端総合学術研究科教授

赤尾光春[アカオミツハル]
横浜生まれ。大阪外国語大学ロシア語学科卒。総合研究大学院大学博士後期課程修了(学術博士)。大阪大学文学研究科助教

関口時正[セキグチトキマサ]
東京生まれ。東京大学卒。ポーランド政府給費留学(ヤギェロン大学)。1992~2013年、東京外国語大学でポーランド文化を教える。同大名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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きゅー

12
2編の戯曲が収録。S・アン=スキ による「ディブック」は、ユダヤ的戒律のなかに見るある種の恋愛物語。2篇目はゴンブローヴィチ作の「ブルグント公女イヴォナ」。セリフの端々にゴンブローヴィチらしさがにじみ出ていて笑える。実はゴンブローヴィチが戯曲だなんて、という疑念があったけどそんなものは払拭された。ゴンブローヴィチは、相変わらずゴンブローヴィチだ。翻訳も名調子だし、これは笑える戯曲。これがポーランド文学古典叢書なんて大仰なシリーズからでているのが、またなんともゴンブローヴィチらしいではないか。お薦め。2016/02/26

刳森伸一

3
作者の異なる2篇の戯曲を所収。アン=スキ の「ディブック」は、ユダヤ神秘主義と恋愛を合わせた戯曲。アイザック・シンガーの短篇小説ような幻想性が美しい。ゴンブローヴィチの「ブルグント公女イヴォナ」は安定のゴンブローヴィチで『フェルディドゥルケ』を想起させる怪作。2020/01/31

h

3
しかし、あなたを見ていると、あなたを何かに使いたいという誘惑にむらむらとしてくる。例えば、綱渡りを無理強いしてみようとか、牛乳配達をやらせてみようとか、でなければ針でつついてみようとか、あるいはあなたの猿真似を演じてみようとかー。あなたは私を苛つかせるーわかりますかーあなたはまるで闘牛の赤い布のように、私を挑発する。ああ!その腰掛け方、手の指を弄ぶその仕草、足をぶらぶらさせるその仕方!前代未聞というか、天晴れというか、画期的というべきか!一体どうやっているんです?2017/10/20

保山ひャン

3
S・アン=スキの「ディブック」は悪霊祓いの劇。出版記念の朗読劇を見に行ったが、非常にスリリングで面白かった。本書の解説ではカントルに影響も与えたと書いてあった。ゴンブローヴィチの「ブルグント公女イヴォナ」は、王子がきまぐれで不細工な女性と許婚をかわし、城内に連れて行ったところから隠していた膿が出て狂いはじめる人々。「ユビュ王の精神の流れをくむ」とヤン・コットは評したが、カフカやバートルビーと似た匂いもする。確かに、狂っているけど、大爆笑。2015/11/27

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