著者等紹介
芝木好子[シバキヨシコ]
1914年、東京生まれ。1942年、「青果の市」で第14回芥川賞を受賞。昭和という激動の時代を背景に、愛すること・生きることにひたむきな女性を、愛情と共感を込めて描いた。特飲街に生きる女性たちに心を寄せた『洲崎パラダイス』、自らの血脈をたどる「湯葉」(女流文学者賞)「隅田川」「丸の内八号館」、愛と美を求めて苦悩しつつも前を向く女性たちを、つややかな筆致で描いた『青磁砧』(女流文学賞)『隅田川暮色』(日本文学大賞)『雪舞い』(毎日芸術賞)など。1986年勲三等瑞宝章(没後勲二等瑞宝章)を受章。日本芸術院会員。文化功労者。1991年没
山下多恵子[ヤマシタタエコ]
1953年、岩手県雫石町生まれ。国際啄木学会理事。日本ペンクラブ会員。日本近代文学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。