異説ガルガンチュア物語

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異説ガルガンチュア物語

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  • サイズ A5判/ページ数 309p/高さ 23cm
  • 商品コード 9784896425659
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0097

著者等紹介

谷口江里也[タニグチエリヤ]
詩人、ヴィジョンアーキテクト。石川県加賀市出身、横浜国立大学工学部建築学科卒。中学時代から詩と哲学と絵画と建築とロックミュージックに強い関心を抱く。1976年にスペインに移住。バルセロナとイビサ島に居住し多くの文化人たちと親交を深める。帰国後ヴィジョンアーキテクトとしてエポックメイキングな建築空間創造や、ヴィジョナリープロジェクト創造&ディレクションを行うとともに、言語空間創造として多数の著書を執筆。音羽信という名のシンガーソングライターでもある

ドレ,ギュスターヴ[ドレ,ギュスターヴ] [Dore,Gustav]
1832年、フランスのアルザス地方ストラスブールの生まれ。幼い頃から画才を発揮。16歳の時にパリに出て挿し絵画家として活躍し始めるが、当時流行していた風刺画が肌に合わず、24歳の時、自らの表現力と木口木版の可能性を最大限に発揮した『さすらいのユダヤ人の伝説』をセルフプロデュース。文学空間を大量の画像によって物語る、後の映画に通じる方法を編みだし、『神曲』『聖書』『失楽園』『ドン・キホーテ』『ロンドン巡礼』などを矢継ぎ早に発表して時代の寵児となった。さまざまな才能に恵まれ、ヴァイオリン、油絵や彫刻なども手がけ、晩年にはカテドラルのファサードをデザインするなど建築空間にも興味を示したが、1883年51歳で死亡。ヴィジュアル時代の幕を開けた視覚表現史上の最重要画家の一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さゆ

159
巨人が治める平和な楽園王国に隣国が富を求めて攻め込んでくるが、悲惨な結果になりながらも世間知らずな王子がなんとか奮闘するお話。全体としては反戦がテーマになっており、ドレの重厚感ある版画もあって迫力がある。戦争への戒めも多く語られており、児童書としても画集としても大人が読んでも楽しめる一冊。「君の体とこの草の体には同じ水が流れている。けれどちょっと違う水。ちょっとの違いが命の違い。水が喜べば、命も喜ぶ。」2024/07/14

KAZOO

79
むかしガルガンチュア物語は渡辺一夫訳で読んだのですが、わかりやすい訳文でしたが文章ばかりのようなしかも言葉の羅列があったりであまり理解できないような気がしていました。この谷口さんの訳はわかりやすくしかもドレの絵が数多く収められていてそれを見ているだけでも楽しい感じがしました。話としては反戦的な意味合いもあるのでしょうがそれよりも糞尿譚のようなところもあったりでやはり異色な小説ですね。2023/04/02

川越読書旅団

28
内容もさる事ながら各シーンに散りばめられたドレの挿し版画が実に魅力的で一瞥して購入。読了後は画集としても堪能。2021/03/04

blue_elephant

13
元々のラブレー作の『ガルガンチュア物語』を読んでいないので、よくわかっていないが、この作品は、その元々を題材にして、元々の物語に彩られたドレの挿絵を使い贅沢な本を谷口氏が新たに創り直したということかな。至極真っ当な純粋に生き方を示す物語であるが、排泄する汚物にまみれる話でもある。でも楽しい。そして、戦争が引き起こす人の醜さや傲慢さを分かりやすく、でも厳しく描かれているからこそ、子どもたちに読み聞かせしても良いのではと思える。韻を踏んだ言葉遊びもあり、ドレの挿絵も雄弁に語る。愛こそ全て。2021/02/23

roughfractus02

6
人物や出来事に形容される荒唐無稽な修辞がドレの挿絵ではガルガンチュア王子の巨体として平面を埋めるからか、訳者が要約する物語は、平和な王国が戦争に巻き込まれる過程に反戦のメッセージを込めつシンプルに進むように感じる。が、ストラスブール出身のドレ自らがプロイセンの侵攻で故郷を失い、当時住んでいたパリからロンドンに避難した経緯を重ねると、母国の危機にパリから帰還する王子に自らの想いを託したようにも思えてくる。戦争の残酷さを必然と捉える歴史に対し、本書は偶然誕生した王国の偶然起きた戦争として笑いと共に収束させる。2022/10/09

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