内容説明
岩波ホール創立50周年、ジョージア独立100年、ピロスマニ没後100年、ジョージア映画誕生110年。これまで何度もジョージアへ足を運び、多くのジョージア映画を紹介してきた著者の40年に渡る交流と研究の成果。
目次
序章 ジョージアと私
第1章 ジョージア映画の独自性
第2章 ジョージア映画の草創期
第3章 ジョージア映画の発展
第4章 ジョージア映画の受難と再生
終章 今日の映画と世界
著者等紹介
はらだたけひで[ハラダタケヒデ]
原田健秀。1954年東京生まれ。絵本作家。1989年絵本第1作『パシュラル先生』で産経児童出版文化賞入賞。1992年『フランチェスコ』でユニセフ=エズラ・ジャック・キーツ国際絵本画家最優秀賞受賞。1975年より岩波ホールに勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫羊
14
パラジャーノフ監督の「ざくろの色」と「火の馬」が好きで、グルジア映画に興味を持った。絵本作家である著者には「放浪の画家ピロスマニ」の影響を受けた作品もある。2021/07/19
micamidica
7
題名のごとく、グルジア映画についての本。歴史と映画は切り離せず、グルジアの歴史についても知ることができて良かった。想像以上におもしろかったです!旅行人のコーカサス特集を読んで以来、無性にグルジアに惹かれており、さらに行きたくなっています…。図書館でリクエストして買ってもらったけど自分でも購入する予定、売り上げに少しは貢献できたかな…笑。 (思うところあってジョージアではなくグルジアと呼んでいます)2018/08/28
takao
1
ふむ2023/04/02
チエコ
1
ピロスマニという画家を覚えた。ジョージア行ってみたい。2020/06/12
ポレポレ
0
ジョージア(旧称グルジア)という"くに"と芸術としての映画への想いが熱く、且つ穏やかに綴られた一冊。読み進めるうちに1作でもいいからジョージア映画――日本と違い、まだ商業性よりも芸術性が重んじられているとか! ――を早く観たくなった。 ★★★★★2023/02/18