目次
ヴェリミール・フレーブニコフ 1
アレクサンドル・ブローク 1
アレクサンドル・ブローク 2
イワン・ブーニン
インノケンティ・アンネンスキー
ニコライ・グミリョフ
アンナ・アフマートワ 1
ジナイーダ・ギッピウス
セルゲイ・エセーニン
ウラジーミル・マヤコフスキー 1〔ほか〕
著者等紹介
岡林茱萸[オカバヤシクミ]
上智大学外国語学部ロシア語学科卒業。ロシア語・ロシア文学専攻。東京ロシア語学院講師。NHK衛星放送ニュース通訳(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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とよぽん
40
背表紙の「ブロツキー」という詩人の名前を見て、あっ、と思った。不遇のノーベル賞詩人ヨシフ・ブロツキーを知ったのは『ちいさなタグボートのバラード』という絵本だった。ブロツキーの詩が読めるという期待は少し外れたが、ロシア、ソビエト連邦、ロシアと、国の政情が激変した19世紀~20世紀の詩人を取り上げたエッセイはなかなか興味深かった。ロシアの詩は、抑圧を跳ね返す力強さや象徴表現など魅力的な面があった。しかし、詩人たちの中には若くして自死や病死、亡命先で客死、という人が何人もいて驚いた。2020/10/12
cockroach's garten
21
19世紀後半から20世紀にかけて活躍したロシアの代表的な詩人たちの時代を表した「銀の時代」。それとはみ出るような形で紹介されている別格の詩人であるアメリカ亡命詩人ヨシフ・ブロツキーの長詩が数点。どれも一級品の詩であり、チェーホフやドストイェーフスキーといった小説の体をとった日本で連想される”ロシア文学”とは違った味わいがある。というのも、本来ロシア文学は詩が一番だと考えられてきたからだ。詩の通り口としては豊富な作風が揃っているのでまずまずだろう。2018/07/12
kaho4_27
0
ブロツキーの詩を初めて読んでみて自分の心の中でなにか響くものがありました。これから詩を触れてみたいです。図書館本2024/08/13
Shun'ichiro AKIKUSA
0
ふわっとした本。2018/01/17