内容説明
セルビア文学の新星日本語作家としてデビュー。東方正教の国セルビアで無神論者であること、男性主導の世界で女流であること、愛すこと愛されること…持ち前の明るさと民族的ユーモア精神で、人びとの悩みや秘密、死をまで描き尽くす、中短篇4作。
著者等紹介
〓橋ブランカ[タカハシブランカ]
作家、翻訳家、写真家、舞台女優。1970年旧ユーゴスラヴィア生まれ。1993年ベオグラード大学日本語学科卒業。1995年来日。1998年日本に帰化。1998年~2009年、夫の勤務で在外生活(ベラルーシ、ドイツ、ロシア)。著書「最初の37」(2008年、ロシアで出版)、「月の物語」(2015年、セルビアで出版、クラーリェヴォ作家クラブ賞受賞)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かもめ通信
26
3つの連作短篇と1つの中編。執筆したのは旧ユーゴスラビアに生まれ、日本に帰化した、作家であり翻訳家であり写真家でもあり舞台女優でもあるという多才な女性。ベオグラード大学の日本語学科を卒業したという彼女は、山崎加代子さんの教え子でもある。セルビア語、ロシア語、日本語を自在にあやつり、セルビア語や日本語で執筆した自らの作品を他言語に翻訳もするとか。人種も国籍も違う人たちが登場するある物語の中からにじみ出てくる作家の人生観、世界観といったものが興味深い。2017/02/15
めぐめぐ
0
想像していた感じと違ったのが残念2017/02/20
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