翻訳者あとがき讃―翻訳文化の舞台裏

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  • サイズ B6判/ページ数 222p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896424904
  • NDC分類 801.7
  • Cコード C0095

内容説明

日本の近代文化は翻訳の歴史―外国文化を愛し理解し、おどろくほどに外国語に堪能であり、かぎりなく日本文化・日本語を愛する人々…翻訳書一冊一冊が持つ熱気をみれば、見事な日本近代史になる。

目次

一九一五(明治四五)年・公文書院―小櫻新吉(『オリヴァー・ツゥイスト』翻案)・ヂツゲンズ作、堺利彦譯
一九二七(昭和二)年・平凡社―乞食と王子・マーク、ツエイン作、村岡花子譯
一九二九(昭和四)年・改造社―オリヴァー・ツウィスト・チャアルズ・ディッケンス作、馬場孤蝶譯
一九三〇(昭和五)年・岩波書店―哀詩エヴァンジェリン・ロングフェロー作、斉藤悦子訳
一九三五(昭和一〇)年・岩波文庫―エリア随筆・ラム著、戸川秋骨訳
一九三八(昭和一三)年・岩波書店―死せる魂・ゴーゴリ作、平井肇訳
一九三九(昭和一六)年・冨山房―序曲・入江のほとり・マンスフィールド作、佐々木直次郎譯
一九四三(昭和一八)年・白水社―ガルガンチュワ物語・フランソワ・ラブレー原作、渡邊一夫譯
一九四八(昭和二三)年・太虚堂書房―あぶら饅頭(モーパッサン選集 第四巻)・モーパッサン作、丸山熊雄訳、挿絵 藤田嗣治
一九四八(昭和二三)年・彰考書院―反デューリング論(オイゲン・デューリング氏の科学の変革)・エンゲルス著、岡村繁譯〔ほか〕

著者等紹介

藤岡啓介[フジオカケイスケ]
1934年東京生まれ。早稲田大学文学部露文科専攻。56年、彰考書院にて企画、出版。83年、我が国初の英和対応データベースをコンピューターにより編集した『科学技術25万語大辞典』を刊行し、日本出版翻訳文化賞(毎日新聞社)特別賞受賞。電子辞書編纂、執筆、翻訳を業とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かもめ通信

19
ひとくちに“訳者あとがき”と言っても、粗筋を紹介するだけのものから、作家の略歴や作品の歴史的意義、訳者と作品の出会い等々、読み物としても面白いものや派生読書に繋がるものも多い。作品を読んだだけではつかみきれなかったあれこれに言及されて、目から鱗が落ちる場合もあれば、作品によっては本文よりも訳者の解説の方が面白かったりするものもあるからあなどれない。本書は読み応えのある翻訳者あとがきばかりを35点も集めたちょっと変わった趣向の本。読んでいるうちにまたまた読みたい本のリストが長くなってしまう副作用は要覚悟?!2016/05/20

Hiroh

11
『乞食と王子』は村岡花子が「17年前に亡くなったツエイン」などと書いている。私でもすらすらと読める文章が旧かな旧漢字で書いてあるとその美しさにうっとりする。(難しい文章だと美しさまでは味わえない)『河童駒引考』の石田英一郎が筆名でエンゲルスを訳しているのに驚いた。小野理子の『桜の園』が読みたくなった。大学時代米川良夫という先生にイタリア文学をちょっとだけ教わって、米川正夫と関係があるのかな?と思っていたらやはりご子息。レフ・トルストイにちなんで、「よしお」ではなく「りょうふ」と読むのだそうだ。2017/01/18

つまみ食い

5
明治のディケンズから2010年代の光文社古典新訳文庫まで、さまざまな翻訳書のあとがきだけを集めた面白い切り口の本。読むと読みたい本が増えて困る。2024/09/28

belle

3
日頃から翻訳本に親しんでいる私が図書館で見つけた一味違う翻訳についての本。それぞれの本を翻訳された方のあとがきを集めて讃えている本。選ばれた作品は国も時代も多岐に渡るり、翻訳者の方々の苦心や苦闘に喜びも感じられる。2016/06/11

vonnel_g

1
名だたる翻訳家たちの「あとがき」を集めた本。作者について、自分について、みんないろいろなことをあとがきに残すのだな。それまで旧字だらけだったのに、澁澤龍彦から文章がいきなり現代になって驚く。2016/04/20

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