内容説明
天上の純愛、地上の婚姻。漱石が永遠に愛した女性、ついに発見!なんと陸奥宗光(外相)と陸奥亮子(鹿鳴館の華)の娘で、その名は「清子」だった!!
目次
漱石、葬儀に『鯛』を贈る
夏目漱石、その作品の構図
漱石、絶密の恋
著者等紹介
荻原雄一[オギハラユウイチ]
学習院大学文学部国文学科卒業、埼玉大学教養学部教養学科アメリカ研究コース卒業、学習院大学大学院人文科学研究科国文学専攻修士課程修了。東京学芸大学講師などを経て、現・名古屋芸術大学教授。俳優座特別研究員を兼任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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shinano
17
なかなか興味深く読みました。これはなかなかのリサーチと漱石作品読みだと感じましたね。ひょっとしたら、著者の言うことが事実だったのかもしれないと、ぼくは思ってしまった。 漱石研究の大家の江藤淳さんがこれを読んでどう言うか、ぼくも気になる。江藤さんの、漱石の、嫂恋愛論は興味深く読んだもの。 残念だ。故人になってしまって。 本書は、いいところをついていると、ぼくは思う。ほんと。 先生の吾輩猫が良くわかるんだよ、この著者の論点では。すごくね。うん2015/03/17
lovejoy
0
★★★★2025/04/26