秋の雪―イレーヌ・ネミロフスキー短篇集

個数:

秋の雪―イレーヌ・ネミロフスキー短篇集

  • ウェブストアに2冊在庫がございます。(2025年05月25日 00時01分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 201p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896424379
  • NDC分類 953
  • Cコード C0097

著者等紹介

ネミロフスキー,イレーヌ[ネミロフスキー,イレーヌ] [N´emirovsky,Ir`ene]
1903~1942。ロシア帝国キエフ生まれ。革命時パリに亡命。1929年「ダヴィット・ゴルデル」で文壇デビュー。大評判を呼び、アンリ・ド・レニエらから絶讃を浴びた。この作品はジュリアン・デュヴィヴィエによって映画化、彼にとっての第一回トーキー作品でもある。34年、ナチスドイツの侵攻によりユダヤ人迫害が強まり、以降、危機の中で長篇小説を次々に執筆するも、42年にアウシュヴィッツ収容所にて死去。2004年、遺品から発見された未完の大作「フランス組曲」が刊行され、約40ケ国で翻訳、世界中で大きな反響を巻き起こし、旧作の再版や未発表作の刊行が続いている

芝盛行[シバモリユキ]
1950年生まれ。早稲田大学第一文学部卒。2000年以降、俸給生活の傍ら英米・仏文学の翻訳に取り組む。2008年以降、イレーヌ・ネミロフスキーの翻訳に専念(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

なっく

30
小説の内容自体は、人と人との心の触れ合いとすれ違いを丁寧に綴っているものの、ハッキリ言ってさほど感動とまではいかない。しかし作者がナチスの弾圧を受け、偽名を使ってまでも小説を書き続け、アウシュビッツで39歳の若さで獄中死したという事実が、一言一句にとてつもない重みを持って迫ってくる。どんな気持ちでこの話を書いていたのかと思うと、その小説家根性に頭が下がる。2019/12/03

きゅー

17
イレーヌの人間描写の鋭さに圧倒されっぱなしの一冊。20代の女性の描く小説とはとても思えない。彼女は39歳に死ぬことをあらかじめ知っており、そのために若くして老成する必要に迫られていたのだろうか。まず「舞踏会」という短編から鷲づかみされる。老いが現れ始めた母親と、若さに溢れる娘の確執の物語。母親が初めて開催する舞踏会という舞台を前にして、両者の諍いが頂点に達し、その一瞬において、まるで赤の他人だった二人の道が出会い、そして分かれていく。酸いも甘いも知ったる老齢な作家を思わせる重厚な短篇集だった。2014/07/15

タカラ~ム

6
イレーヌ・ネミロフスキーという作家の濃密な経験と時間が凝縮されたような短編がじんわりと心に刺さってくるような想いにとらわれる。成り上がり貴族の悲喜劇。革命に翻弄される没落貴族。そこには、イレーヌ自身の体験した様々な出来事が反映されているのではないか。わずか10年余りの作家生活に多彩な作品を生み出し続けた作家の使命感のようなものを感じた気がする。2014/07/20

vertigo

6
イレーヌ・ネミロフスキー初めて読んだんだけど、よかった。でもすごくしんどかった。若いということそのものが持ちうる暴力性とその時期の去りゆく速さ、執拗ともいえる情景のディテイルの彫り込みの美しさで描かれる人間が簡単に彼岸に渡る生き物だということ…うう、怖くて哀しい。2014/05/20

belle

5
イレーヌ・ネミロフスキーは「フランス組曲」に次いで2作目。今度は短編集。出身地ロシアとその後暮らしたフランス。それぞれの地を舞台にそれぞれの物語が綴られる。どれも悲喜こもごものやりとりのあと、結末は諦めや哀しみに着地する。ユダヤ人で亡命貴族という出自と我々を魅了する筆力はやはり関連があるのでしょう。未知谷からは他にも数作彼女の作品が出版されているが、次は何を読もうか。2016/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/8020557
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品