内容説明
昭和30年代、岩手県気仙地方の、人にあふれ、家も、庭も、全てに行き届いていた頃のこと。春夏秋冬、一年を通じた折り折りに体験した行事と暮らしの記憶をもとに遥かの日々のさんざめきを少女の目を借りて綴る懐かしい物語。
目次
春(子供部屋で;幼稚園 ほか)
夏(サグミの実る頃;お墓そうじ ほか)
秋(海原;わんこそば大会 ほか)
冬(お礼参り;焼きりんごの焼けるまで ほか)
著者等紹介
若月としこ[ワカツキトシコ]
岩手県生まれ。震災のあと、被災した幼稚園、小学校、中学校に本を贈るお手伝いを続けている(本でつながろ!子どもとみんなプロジェクト)。児童文学者協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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