内容説明
子どもの頃の夢は「総理大臣」。世界の平和を担う生き方がしたい。夢を叶えるべく、松下政経塾で学んだ。一九九三年、彼はカンボジアへ行く。そこにいる一人に手を差し伸べ、彼らの幸せを自分の手でつくることが崇の人生を懸けた仕事となった。ただ真っすぐに弱き者のために生きた無名のヒーロー・堀本崇、多くの証言を基に、その情熱を追う。
目次
得度式―自分の生きる意味
少年時代―応援団長の決心
PKO1―偽善者からの脱却
インド「死を待つ人の家」―原点を見つけた場所
PKO2―選挙監視日記
初めてのカンボジア支援―ブランコの希望
ある国会議員の死―土煙のなかの誓い
僧侶ヘン・モニチェンダ―カンボジアの兄
石川洋との出会い―魂の使命感
カンボジアの現実―毛布のぬくもり〔ほか〕
著者等紹介
山内麻美[ヤマウチアサミ]
1979年東京都生まれ。早稲田大学教育学部在学中、「国際協力NGO風の会」でカンボジア支援に携わる。編集プロダクション勤務後、2005年よりシンガポールでフリーランスの編集ライターとして活動する。2008年、処女作『トコトワ』(未知谷)を上梓(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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