内容説明
傾きかけた社会主義政治、近くそして遠い「自由の国」西ドイツ…党員の父、自由思想の母、退屈な学校教育、それぞれの友人たち…東ドイツで、少女は大人たちに憤り、「西」へ憧憬れ、自由を希い…「西=階級の敵」の青年と恋に落ち、そして猛烈に「壁」を憎む…自らを取り巻く世界と戦いながら、やがて自立への道を歩み始めたその彼女の目前で、まさにその時!まさか?!の壁が、崩壊した!!青春記である事を超え、現代史の証言へと昇華した半自伝的小説。あの頃を知らない若者たちへ!すべての現代人へ!本邦初訳。
著者等紹介
ボルバーン,バーバラ[ボルバーン,バーバラ][Bollwahn,Barbara]
1964年ドイツ、ザクセン州(旧東独)に生まれる。ライプツィヒ大学でスペイン語と英語を専攻。ベルリンの壁崩壊後、文筆活動に入り「ターゲスツァイトゥング」紙で記事やエッセーを執筆。2006年に『ベルリンの月』(未邦訳)でヤングアダルト作家としてデビュー。二作目の『階級の敵と私―ベルリンの壁崩壊ライブ』(2007)でブクステーフーデ雄牛賞(ドイツ語で書かれたもっとも優れた青少年文学作品に対する文学賞)にノミネート。ドイツの若い世代に現代史の知識を伝える作品として各方面から注目された
落合直子[オチアイナオコ]
1960年生まれ。大阪大学美学科演劇学専攻卒業、学士入学で東京大学文学部独語独文学専修卒業、早稲田大学大学院文学研究科独文学専修修了、渋谷教育学園幕張中学高等学校独語非常勤講師、茨城県立高等学校講師として勤務。現在筑波大学大学院人文社会科学研究科博士課程後期在学中(専門 東独女性文学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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