著者等紹介
住谷春也[スミヤハルヤ]
1931年生まれ。1953年東京大学卒業、1978年『ルーマニアの民話』(共訳)以降、ルーマニア文学の研究翻訳に専念。2004年ルーマニア文化功労コマンドール勲章受章
バイアシュ,シルヴィウ[バイアシュ,シルヴィウ][Baias,Silviu]
1931年生まれ。版画家・イラストレーター。1959年、ニコラエ・グリゴレスク美術大学卒業直後から国内の例年主要美術展に出品、1978年ライプツィヒ国際グラフィック展をはじめ多くの国際ビエンナーレ・トリエンナーレ美術展にも招待され、入賞をくりかえす。1995年には東京で版画展と挿絵原画展を開いた。ユニセフ・ルーマニアの児童向け雑誌「アリエル」の美術コーディネーター(1993~1995年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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鈴
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バラーダはルーマニア語のバラード(口承叙事詩)。『ミオリッツァ』『棟梁マノーレ』『太陽と月』の三篇が収録されている。幻想味があってけっこう好き。民衆のものらしく素朴な語り口で、でも何か壮大。人があっさり死ぬのは死生観の違いかなあ。2013/05/08
ロバーツ
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人間の言葉が話せる忠実な雌羊は、その後どうなったのか。2024/12/31
ロバーツ
0
悲しい3編を収録。2024/12/30
ロバーツ
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ルーマニアの代表的な口承文学。2024/12/22
てら
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いやぁ、何でこう、昔話って残酷というか、救いがないというか。でも、今を生きている私にとってはそう感じても、語り伝えてきた古来の方々にとっては、そういうものの見方なわけで。 他国の民話を知ることは、言葉にすると長ったらしくなる文化を感覚で捉えることができるのでよいことだとは思うけれど、偏った見方になってしまうかもなぁ。 本書だとMIORITAはルーマニアの人々はほぼ全員知っている話らしい。運命に対する捉え方ってお国柄が出るのかもしれない。2020/01/19
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