内容説明
哲学の初学者のために西洋哲学の発達のおおまかな道筋を、西洋思想を咀嚼・同化して我が物とした上で叙述している。不朽の名著を再話。
目次
古代哲学史(アリストテレスにいたる迄のギリシャ哲学;アリストテレス以後のギリシャ哲学)
中世哲学史(教父時代の哲学;スコラ哲学)
近世哲学史(カント以前の哲学;カント及びカント以後の哲学)
著者等紹介
波多野精一[ハタノセイイチ]
1877年、長野県に生まれる。1899年、東京帝國大学文学部哲学科卒業。1904~1906年、ベルリン大学、ハイデルベルク大学留学。1909年、東京帝國大学大学院卒業、文学博士の学位を取得。早稲田大学、京都帝國大学、玉川大学教授等を歴任。1950年、没
牧野紀之[マキノノリユキ]
1939年、東京に生まれる。1963年、東京大学文学部哲学科卒業。1970年、東京都立大学大学院卒業。60年安保闘争の中で直面した問題と取り組み、ヘーゲル哲学を介して考える中で、生活を哲学する方法を確立した。明快な論理と平易な文章で知られる。ドイツ語教師としての活動の中で、関口存男(つぎお)氏のドイツ語学を受け継ぐ。言葉を科学するということを主張している。最近は教科通信を武器とした授業で教育活動にも新しい境地を拓く。ブログで活発な社会的な発言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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