内容説明
古代ローマ共和制にルーツを求めワイマール・ドイツ共和国、フランス、イギリス、アメリカを例証し歴史的法理的分析を試みる1948年に出版された名著!危機に際して再刊される古典。
目次
立憲独裁とは
ローマの独裁制
第1部 ワイマール・ドイツ共和国における立憲独裁
第2部 フランス共和国における危機政府
第3部 イギリスにおける危機政府
第4部 アメリカ合衆国における危機政府
著者等紹介
ロシター,クリントン[ロシター,クリントン][Rossiter,Clinton]
1917年、ペンシルヴァニア州フィラデルフィア生まれ。1970年、ニューヨーク州イサカにて没。コーネル大学卒業後、プリンストン大学大学院にて修士号(政治学)および博士号(憲法学)取得。コーネル大学の主任教授、政治学部長などを歴任。アメリカの保守主義思想、憲法史、政治史、大統領制度、政党制度などの分野に優れた研究業績を残す。著書に『アメリカの保守主義』(チャールズ・A・ビアード記念賞受賞/有信堂)、『共和国の草創期』(ウッドロー・ウィルソン財団賞、バンクロフト賞など受賞/日本外政学会)など
庄子圭吾[ショウジケイゴ]
1987年、早稲田大学政治経済学部政治学科卒(憲法学専攻)。宮城県仙台市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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