感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAKAPO
10
今中さんは、ツール・ド・フランスを走り、現在はインターマックスの代表である。この本は、国内ランキング一位になって、イタリアのプロチーム「ポルティ」との契約が決まり、渡欧した'94/3/9から始まる。今中さんの日記であり、加筆修正を加えていないことから、ロードレースや、ヨーロッパに詳しくない読者には分かりにくい内容だが、今中さんの人柄か、チームメートとのやり取りや、数々のエピソードの連続に引き込まれる。トレーニングやレースは、辛いことばかりなのだろうが、それを楽しんでしまっている様子が私を楽しませてくれた。2007/11/04
む〜たん
1
今中大介ファンです。 日本人でツール出場し、アシストとして活躍!! 日本人レーサーのステージ優勝を期待します。2014/05/07
Roko
1
イタリア人の陽気さがあるからこそ、ロードレースの世界の厳しさに耐えられたのかなぁ?2009/07/23
青海老
0
今中大介の欧州参戦記。今中氏に対して正直なところ良い印象は無かった。海外製品の中抜きと過去の(虚像かもしれない)名声で食ってる、と思っていた。蓋を開ければ全く違った。まず、シマノの派遣というコネでツールに出たわけでは全くなく(そういった理由では決して出られないだろう)、アシストとして地位を築いたからこそのツールだった。そして、それを裏付ける実力ももちろんあった(下りへの嗅覚、インターバル力、ステージレースへの強さ等)ことが容易にうかがえる。手に汗握らせてくれる良書だ。先入観で穿っていたことを反省したい。2019/01/06