内容説明
足元には原石が眠っている。拡大から縮小へ。画一から多様へ。物質満足から精神満足へ―。大転換期の今こそ「強み」と「弱み」の自覚を!100年先の未来を見据え、日本の可能性を探る。
目次
第1章 「足元の宝」を発掘せよ―国家再興の戦略を考える(フロンティア海洋をめざそう;輸入魚介でもてなす東京五輪大会 ほか)
第2章 「不易流行」を見極めよ―産業の明日を考える(エントロピー概念が示唆する経営革新;林業再生への戦略 ほか)
第3章 「開拓の精神」を思い起こせ―地域創生の戦略を考える(フォッサマグナが提供する新規事業の機会;格差こそ価値の源泉である ほか)
第4章 「歴史の教訓」に学べ―文明社会の明日を考える(特異点を認識すれば発展の糸口を発見できる;複数の視点から理解する時代 ほか)
著者等紹介
月尾嘉男[ツキオヨシオ]
昭和17年生まれ。東京大学工学部卒業。工学博士。名古屋大学工学部教授、東京大学工学部教授、総務省総務審議官等を経て、平成15年、東京大学名誉教授。これまでコンピュータ・グラフィックス、人工知能、仮想現実、メディア政策等を研究。全国各地でカヌーとクロスカントリーをしながら、知床半島塾、羊蹄山麓塾、釧路湿原塾、信越仰山塾、瀬戸内海塾等を主宰し、地域の有志とともに環境保護や地域計画に取り組む(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。