内容説明
「親子の絆の断絶」「不登校」「モンスターペアレント」―後を絶たない教育の諸問題に今、親と教師はどう向き合うか!4名の教育者がその「真髄」に迫る。
目次
学力低下はしつけの低下(ゆとり教育と学力、規範意識;学校が直面するさまざまな問題 ほか)
家庭教育の大切さ(なぜ「親学アドバイザー」の養成が求められているか;広がる「親学アドバイザー」 ほか)
真の勇気とは(感銘を受けたノーベル賞受賞者・福井謙一先生の言葉;生徒と「長良川リレーマラソン」に挑戦 ほか)
教育の本質に迫る―「根っこ」を育てる(正しい努力とは;改正「教育基本法」に思うこと ほか)
著者等紹介
山極隆[ヤマギワタカシ]
玉川大学学術研究所教授。昭和9年(1934)、東京生まれ。昭和34年(1959)、東京教育大学理学部卒業。同年から45年まで都立九段高等学校ほかの教諭を務める。46年(1971)、都立教育研究所科学研究部指導主事。昭和52年(1977)、文部省初等中等教育局教科調査官、文部省初等中等教育局主任視学官。平成6年(1994)、富山大学教授を経て、現在に至る
高橋史朗[タカハシシロウ]
明星大学教授。昭和25年(1950)、兵庫県生まれ。昭和53年(1978)、早稲田大学大学院修了後、米国スタンフォード大学フーバー研究所客員研究員を務める。その後、臨時教育審議会(政府委嘱)専門委員、青少年健全育成調査研究委員会(自治省委嘱)座長などを経て、玉川大学大学院講師、埼玉県教育委員長、感性・脳科学教育研究会会長、親学会副会長、日本家庭教育学会常任理事
宮田正義[ミヤタマサヨシ]
岐阜県立岐阜工業高等学校教諭。(財)モラロジー研究所社会教育講師。昭和26年(1951)、岐阜県生まれ。昭和53年(1978)、名城大学理工学部卒業。47年(1972)、岐阜県立岐阜工業高等学校助手、56年(1981)岐阜県立大垣工業高等学校教諭。63年(1988)岐阜県立岐阜工業教諭。平成15年(2003)、岐阜県立大垣工業高等学校教諭を経て、岐阜県立岐阜工業高等学校工業技術科教諭、(財)モラロジー研究所教育者講師、岐阜羽島モラロジー事務所副代表世話人
竹政幸雄[タケマササジオ]
麗澤中学高等学校校長。(財)モラロジー研究所教育者講師。昭和25年(1950)、高知県生まれ。昭和44年(1969)、麗澤高等学校卒業。48年(1973)、麗澤大学外国語学部イギリス語学科卒業。平成元年(1989)、英国・ケント大学英語教育修士取得。麗澤高等学校教諭を経て、麗澤中学高等学校校長、(学)廣池学園理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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