出版社内容情報
武闘大会を終え、念願の進化を遂げたフラン。師匠の秘密を握る神級鍛冶師に会うため、獣人国を目指し旅立つのだが……。
内容説明
獣王から話を聞き、獣人国へと向かう事に決めた師匠とフランは、獣人国直轄の船に護衛として乗り込むことになった。大海原で遭遇する海賊や魔獣、水竜艦と戦闘を行った二人は同じ様な出来事があったシードランを思い出す。そこで出会った友人と再会を期待して航海を続けるのだが、期待とは裏腹に海の厄介者との再会が待ち受けているのだった―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
17
獣人国に行く船に乗って大海原に出るのだが、海賊に襲われてしまうがどうも海賊たちの雰囲気が違う。そしたらシードラン王国のバカ王が水龍船を旗艦に海賊を率いてフランが乗ってる船に襲いかかって来た。最初は旗艦を狙ったが水龍が硬くて突破できず。周りの船を沈み回っていたら。もう一隻の水龍船が来た。それがバカ王を追いかけて来た第3王女の船だった。その船と合同でバカ王を追いかけてほぼ制圧したのだが、バカ王が水龍に暴れろと命じてしまう。だが暴れてる場所はクラーケンの住処で大量のクラーケンが襲ってきた。そのスキに逃げようと、2023/04/04
ささきち
7
獣王の国に行くために船に乗るのだが、この作品は目的地を決めた後問題が起こらずに進むわけもなく。今回は海での戦いで最初は弱い海賊相手に慈悲の無い実験として大会で使った技を使ってみるの一撃で船もろとも人が消えたり潰れたり海と共にする結果となりフランちゃんは強いぞ?ってのがよくわかりましたね。そんな中に現れたのがいつぞやのシードランの糞王が脱獄して水竜と共に逃げていたわけだが、フランの乗る船と出会ってしまった事により屑はまた滅びる運命であったのだ。屑の話とかどうでもいいしヴァルーザの弟子にちょっとだけ期待したが2021/06/24
niz001
3
獣人国へはちっとも着かず。その前にシードラン続き。2022/10/30
Abercrombie
2
獣人国にはなかなか着かない海の旅。シードランの前王率いる水竜艦に、クラーケンの群れ、因縁のミドガルズオルムと、ヒロインの急成長に伴い、襲い来る敵が巨獣ばかりとなってしまい、戦闘がやや単調に感じてしまうのがちと残念。2023/05/27
ちゃか
2
バルボラによってガルスの行方を探そうと、そう言った情報に詳しい冒険者に聞いてみたり、各種ギルドに聞き込みをしてみましたが。 結局分かったのは、高位貴族の依頼を受けたらしく既にバルボラにも居ない、と言うことで。オークションの時期に王都に来てほしいという手紙が残されていた為、それだけを手掛かりに、一先ず獣王国へ迎える船を探すことに。 黒雷姫の異名も広まっていたこともあって、無事に船は見つかったんですが。 優雅な船旅とはいかない辺り、フランと師匠の悪運も尽きないというか。トラブルを呼び寄せますねぇ。2022/08/06
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