出版社内容情報
帝都すら滅ぼす最凶スライムをうっかり逃してしまったクライ。そこに幼馴染の一人でありスライムの製造者であるシトリーが帰還する…
内容説明
宝物殿“白狼の巣”での一件から数日―帝都すら壊滅させるという「シトリースライム」を(うっかり)逃してしまったクライは落ち着かない日々を送っていた。一方、探索者協会は“白狼の巣”をはじめ帝都周辺で起きている異常の調査への協力をクライに依頼するのだが、クライの(適当な)返事で、事態は国家をも巻き込んだ大事件へと発展していく。最凶スライム、邪悪な魔術結社…人知れず危機を迎える帝都…。やがて、色々と気もそぞろなクライのもとに、最強パーティ“嘆きの亡霊”のメンバーにして幼馴染のひとり、錬金術師シトリー・スマートが帰還する。クライ達は帝都を救うことができるのか!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
32
姉はキレやすく暴力的、妹は温厚そうに見えて錬金術のためなら犯罪も厭わないマッド。。主人公は相変わらず勘違いされて評価はうなぎ登りww何もしなくても相手が勝手に転ぶとか・・ある意味呪い?w前の巻で落とした超危険なスライムを探しているマスター。どうやらスライムは迷宮に落としたらしく、詳細に探索に入る連中に増援を送る。それが反感を買うと承知の上で、、周りのベテランはあのマスターが言うならと従うが、マスターをよく知らない連中は反発するりそこで語られる難度の高い迷宮の発生に立ち会ったという話をされる。2019/11/15
しゅり
24
戦闘回。面白かった。2024/11/01
しゅり
21
再読。面白かった。2024/12/27
しまふくろう
16
続けて購入。表紙も挿絵も格好良くて良い。錬金術師の二人は可愛らしくて大変宜しかった。 物語は特殊なスライムを逃がしてしまったクライがシトリーと共に犯罪組織の陰謀を阻止する話。意図せず勘違いされるクライと、ほぼマッチポンプなシトリーの組み合わせが周囲に酷い被害をもたらしていて面白かった。 一番のとばっちりを受けたタリアが可哀想だけど、そのシーンの挿絵が妙に笑えてしまった。 次巻も楽しみ。2019/02/02
ささきち
11
今回の主役はリィズの妹のシトリー回!前回のシトリースライムを彼女がどう解決するのかしら?なんて思っていましたが…リィズの妹だから色々とぶっ飛んでいるとは予想していましたが、普通に犯罪者していてもう笑うしか無いんだわw1巻よりも適当に生きている感じのクライなのだが、彼の行動や言動に周りが過剰反応をこれでもか!としたことで世界有数の犯罪組織と戦うことになってしまいましたとさ。それが個人的にすごく面白いのだが、巻き込まれるというか勝手に巻き込んできた?な彼等はとっても大変そうでしたね〜それに裏事情を知ると 2021/12/09