出版社内容情報
ひとりぼっちの小さなぞうが大きな街で大切な家族をみつけるお話。受け入れる心を育む絵本。「ちいさなエリオット」シリーズ第2弾。
内容説明
エリオットはおおきなまちで暮らす水玉模様のちいさなぞう。仲良しのねずみが自分の家族に会いに行ってしまったので、エリオットはひとりぼっち。でも、たいせつな家族をみつけることができたのです。1940年代のニューヨークをモチーフにした写実的な描写とキュートなキャラクターで、数々の賞を受賞したハートウォーミングストーリー。大人気「ちいさなエリオット」シリーズ第二弾。
著者等紹介
クラトウ,マイク[クラトウ,マイク] [Curato,Mike]
ニューヨーク郊外に生まれ育ち、幼いころから絵を描いていた。大学卒業後、シアトルでグラフィックデザイナーとして活動するが、2014年に『ちいさなエリオット おおきなまちで』(マイクロマガジン社)で念願の絵本作家デビューをはたし、数々の賞を受賞
福本友美子[フクモトユミコ]
公共図書館勤務を経て、現在は児童書の研究、翻訳をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
36
友達のネズミくんが出掛けると寂しくなるゾウくん。ゾウくんは家族がいないのかな?そんな中、ネズミの大家族の中へ招かれるゾウくん。大家族の一員になれて嬉しそうなゾウくん、良かったね。2019/02/19
Cinejazz
14
〝大きな町に住む小象のエリオットは、小さなネズミくんと仲良しになり、いっしょに生活するようになりました。「おはよう、ネズミくん!」「おはよう、エリオット! 今日は、ネズミの家族の大集合なの。おばあちゃんのチーズチャウダー、はやくたべたい―!」・・・仲良しのネズミくんが自分の家族に会いに行ってしまったので、エリオットはひとりぼっちに。 寂しさを紛らわそうと、町にでかけたのですが・・・〟大切な友の家族の仲間入りをさせたもらうことになった、エリオットの幸福をいっしょに喜べる、あたたかな絵本。🐘🐁🎂 2024/01/03
ヒラP@ehon.gohon
14
寂しがりやのぞうくんは、友だちのねずみくんが出かけた後は寂しくてたまりません。 孤独感で見える風景ってこんな感じでしょうか。 町並が哀愁を帯びて見えて、見る目にはとても素敵です。 ぞうくんにはもったいないくらいに、幸せな展開が待っていて良かったです。2018/11/23
timeturner
6
シリーズ2作目なのかな? 冬のニューヨークの空気が感じられる。見開きの壁にかかったたくさんの肖像画を一枚ずつ見ていくと遊びがあってすごく楽しい。2018/11/16
kokotwin
3
ひとりって寂しいよね。ゾウくん大丈夫かなぁって思っていたら、ネズミくんの優しさに。ネズミくんの家族もとってもあったかいなぁ。2019/07/22