地域批評シリーズ
これでいいのか秋田県

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  • サイズ 文庫判/ページ数 319p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784896376906
  • NDC分類 291.24
  • Cコード C0195

出版社内容情報

秋田県は全国学力テストでここ数年全国1位という立派な教育県です。何故、秋田は教育県なのか探っていく一冊です。

内容説明

秋田県の知名度は高い。日本米最高のブランドのひとつである「あきたこまち」。秋田美人に、きりたんぽに比内地鶏。大曲の花火大会も有名だし、新幹線も通っている。しかし、近年秋田が全国的な注目を集めたのは「消滅可能性都市」の最右翼としてだ。経産省系の日本創世会議が発表したリポートによれば、大潟村を除く秋田県すべての自治体に消滅の危機があるという。事実、人口の増減率で秋田は最下位の常連。高齢化率でも全国トップである。だが、そんな秋田県にだって明るい話題はある。近代的な農業拠点として順調に発展している大潟村、再開発がほぼ完成し、巻き返しを図る秋田市、近年の新設大学の中で別格の成功を果たした国際教養大学もある。今、秋田県では何が起こっているのか。何が問題で、何が成功しているのか。秋田県の過去と現在、そして未来を探っていこう。

目次

第1章 一瞬の栄光と挫折が連続する秋田史
第2章 男も女も見栄っ張り!?特徴的すぎる秋田気質の謎を追った
第3章 せっかく育ててもみんな流出してしまう秋田教育事情
第4章 どん底だから見えてきた秋田市のまちづくり
第5章 県央の合併はまさに騙し合いと裏工作
第6章 復活の道が遠すぎる県北の憂鬱
第7章 県南を襲った新幹線の光と影
第8章 秋田の明るい未来はどうすれば見えてくる?

著者等紹介

鈴木士郎[スズキシロウ]
1975年東京都生まれ。編集者、ライター。地域批評シリーズ創刊より編集スタッフ、編著者として携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うさぎニンジン

0
もっともやばい県。それが我が県秋田。 1番ヤバイのはヤバさをわからない住人達。 色々あるから困らない分、売り出し方が下手。2020/08/11

アジャ

0
昨年、親の介護のため横浜から秋田に戻りました。この本で改めて秋田県人の自覚をもちました。内容もさることながら筆者のさりげない文章が面白かったです。秋田県の男は見栄っ張りなど思い当たりました。秋田へのエールを受けて頑張ります。2020/03/09

ロバーツ

0
秋田県に関わりを持つようになって五年が過ぎた。本書き書かれていることを曲がりなりにも理解出来るような気がしている。秋田県、もっと頑張れ!2019/06/11

じゅんぺい

0
文庫版になり即購入。県民性や名物、名産を紹介するメディアは多いが、その歴史から、県民性の背景、教育・文化、地域ごとの現状と課題をより深く探っているのには感心した。かなり取材をしたのかが分かるし、何しろ秋田に対しての愛情、励ましが込めているのを感じて嬉しく思った。でも、やっぱり、小中校生の教育レベルは日本一なのに、もったいないよね、秋田県。2018/03/25

ナイトは許されナイト

0
★★★2018/03/10

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