出版社内容情報
危なくて汚い街が住みたい街ランキングで大躍進した池袋・豊島区にいま、何が起きているのか探っていく一冊。注文扱い。
内容説明
豊島区の中心・池袋が持つ「怖い街」「汚い街」というワイルドな横顔が足かせとなり、豊島区が目指してきた「芸術」「文化」のまちづくりは、掛け声ばかりでずっとかすんだままだった。ところが近年、民間の地道な努力もあって池袋の治安が良化。若い女性向けのオシャレな商業施設の建設や、大規模な再開発事業が進められ、池袋の「ダサくて怖い繁華街」のイメージがガラリ一変。各種媒体による「住んでみたい街調査」の上位常連という新たなポジションを手に入れた。そんな池袋の変貌に合わせるかのように、区は子育て事業に力を注入。これが奏功して池袋を中心に豊島区へと流入するファミリーも増えているという。2014年には東京23区ながら「消滅可能性都市」という衝撃の宣告を受けた豊島区。その大逆襲が今、始まっている!
目次
第1章 豊島区はややこしい
第2章 豊島区はあぶない
第3章 豊島区はバッラバラ
第4章 諸悪の根源は鉄道にあり!?
第5章 消滅都市から住みたい街へ
第6章 池袋だけが発展すればいいってもんじゃない
著者等紹介
岡島慎二[オカジマシンジ]
1968年茨城県生まれ。大衆居酒屋と猫をこよなく愛するライター兼編集者。東京・地方を問わず、地域の本質や問題点、まちづくりのあり方などを探る「地域批評」をライフワークに全国各地を飛び回っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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