出版社内容情報
国民的詩人・谷川俊太郎+うみカメラマン・むらいさちが贈る寝かしつけ水中絵本。優しい詩と写真が心地よい睡眠へと誘います。
内容説明
ゆめはゆらゆら ゆれながら だれかがねるのを まっている。国民的詩人谷川俊太郎+うみカメラマンむらいさちがすべての眠れない夜に贈る子守唄。
著者等紹介
たにかわしゅんたろう[タニカワシュンタロウ]
1952年第一詩集『二十億光年の孤独』を刊行。「月火水木金土日の歌」で日本レコード大賞作詞賞、『マザー・グースのうた』(草思社)で日本翻訳文化賞、『日々の地図』(集英社)で読売文学賞、『世間知ラズ』(思潮社)で萩原朔太郎賞、『トロムソコラージュ』(新潮社)で鮎川信夫賞など、受賞・著書多数
むらいさち[ムライサチ]
うみカメラマン。沖縄でのダイビングガイドを経て写真の世界へ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かりさ
83
不安で眠れない夜もあるでしょう。目を閉じても暗い世界に眠りにつけない日もあるでしょう。ゆらゆらゆられながらいつの間にか夢へと誘われる心地よい世界がここにあります。谷川俊太郎さんのどこまでも優しく包むような詩、むらいさちさんのほんわりと淡い色彩の海の写真、どうしようもなく暗く沈んだ気持ちにあたたかく寄り添い、柔らかな心地にしてくれる…あんまりにも優しいものだから泣きそうになりました。ゆらゆら揺られながら海の中でお魚たちと夢のお散歩。素敵なイメージの中心地よい眠りにつけそうです。「おやすみあさまであしたまで」2017/02/19
ゆきち
67
最近、疲れ気味の友だちにプレゼント。本屋さんで一目惚れした一冊。とても綺麗な海の写真に優しい詩が重なって、ゆうらゆうらと気持ちの良い眠りに誘われる。海の写真も淡い色どりで目にも優しい。心が疲れているときに、そっと開いて、優しい気持ちで眠ってほしい。2017/02/23
モリー
60
眩しいくらいに明るい海で、海月になって漂う夢が見たくなりました。2022/08/11
パフちゃん@かのん変更
52
谷川俊太郎の素敵な詩ときれいな写真で作られた絵本。子どもを寝かしつけるのに役立つ「おやすみ絵本」です。2017/03/20
anne@灯れ松明の火
34
読友さんご紹介。遠い方の新着棚で。谷川さんの詩もいいが、むらいさちさんの写真も素敵だ。著者紹介に「うみカメラマン」とあった。夜、布団に入って、眺めると、夢の世界へ連れて行ってもらえるらしい♪2017/04/02