内容説明
カープ、原爆、お好み焼き…イメージが固定しつつも漠然としか把握していない広島市の謎を紐解く。
目次
焼け野原をチンチン電車で復活させた広島の正体
第1章 そもそも広島ってどんなとこ?
第2章 市民も意外と知らない!?広島市に隠された謎
第3章 インフラは超充実だが内部抗争もチラホラ
第4章 狭い平地には住めない!中国山地はニュータウン続々
第5章 観光地ではあるけれど…広島市民のレジャー事情は!?
第6章 水害、台風、地震に原発…広島を取り巻く危機の数々
第7章 さらに合併?再開発?変わりゆく広島市の今後は
街の気になるスポット
著者等紹介
川口有紀[カワグチユウキ]
1978年広島県尾道市生まれ。普段は演劇・芸能・サブカルチャー関連のフリー編集ライターとして活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
古古古古古米そっくりおじさん・寺
32
2012年の広島本。マイクロマガジン社の地域批評シリーズというユニークなものの中の一冊。よくある郷土愛本とは違う。無論、ケンミンSHOW的な面白さもあるが、硬派なネタが多く、広島で被爆者差別があった事や中国電力の原発問題、土砂災害の危険性(のちに実際起きた)、再開発やインフラ等も扱っている。編者は尾道出身なので、誤った記述も見当たらず、広島県民が読んでも読みごたえがある内容だった。掲載写真も綺麗な観光ガイドと違い、近頃の広島市や県内が伝わるものが多くて良い。このシリーズ、優れものかも知れない。2015/04/19
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- 和書
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