内容説明
『古事記』『日本書紀』が語らない真実の邪馬台国。丹後半島には海人族がいた海部郷があった。そこには古代の遺跡や豊かな伝説が残る。いま、大丹波が大きな力を持っていたことが明らかに。
目次
伝説のなかに真実が隠されている
丹後とはどこか?
伝承から二十一世紀へ続く丹後の宝
民話や伝説を裏付ける遺跡と出土品
古代海人族の歴史を語る国宝『海部氏系図』
邪馬台国はどこ?
卑弥呼はいずこ?『魏志』の卑弥呼と『系図』の日女命
邪馬台国の条件と丹後
高貴な女王がいた丹後王国
邪馬台国論争はまだまだ終わらない〔ほか〕
著者等紹介
伴とし子[バントシコ]
1955年京丹後市に生まれる。大谷大学文学部文学科卒業。佛教大学史学科博物館学芸員課程修了。伝説、歴史の研究に取り組み、国宝『海部氏系図』の研究を行う。大丹波王国論(=丹後王国論)を展開する。古代丹波歴史研究所所長。日本ペンクラブ会員。京都地名研究会会員。全国邪馬台国連絡協議会会員ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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のりきよ
1
古代に丹後王国が存在していた根拠について分かり易く解説してくれており、納得できる論拠も多く、丹後王国の入門書的な内容だった。ただ、所々強引な解釈による丹波王国の過剰評価も目立つ。墳墓や土器形式などの文化がだいぶ異なっているヤマトや山城などの領域まで丹後王国の勢力圏に含めているが、それは言い過ぎ。ヤマトや山城が勢力圏の邪馬台国と北近畿の丹後王国はそれぞれ別の勢力だったはず。それに、天皇の名前に「イリ」がついているだけで、丹後出身の姫たちが天皇に嫁いだ伝承を丹後優位の婿入婚だと論じているが、それもないな。2017/01/16
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