内容説明
神功皇后の物語は、お伽噺や超常現象ではなかった!!近年、記紀をもって歴史を語ることは否定されまさに「失われた六十年」といわれる時代を過ごしてきた。しかし、視点を変えて資料を見直すと、神功皇后を中心とした前後の諸天皇の年代を割り出すことができた。そして、千六百年ぐらい前に存在した一人の美少女の奇跡ともいうべき運命の真実を、読み取ることができたのである…。
目次
第1部 神功皇后の時代(神功皇后の新羅遠征;神功皇后と気比大神;神功皇后と住吉大神;神功皇后と熊野大神;神功皇后の朝鮮経営)
第2部 日本書紀二倍年暦(倭の五王の年代;応神天皇と倭の五王;各天皇の年代;古事記分註天皇崩年干支)
付録 メジャーで辿る邪馬台国
著者等紹介
後藤幸彦[ゴトウユキヒコ]
1947年青森県青森市に生まれる。1970年弘前大学教育学部卒。神奈川県相模原市立小学校教諭となる。1989年吉野ヶ里遺跡発掘に刺激され、古代史研究に取り組む。1991年邪馬台国に到達。1992年卑弥呼の墓を発見。以後検証を続け、1999年に「倭国歴訪」(明窓出版)を出版。2000年持病のために退職し、以後は古代史研究に専念している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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