内容説明
この本は、ベナンの「たけし日本語学校」で、1年間日本語を教えて下さった小国先生が、一所懸命、ベナンのことを日本人の目で見たり聞いたりして紀行文にしました。そして、ゾマホンがゾマホンの意見を載せています。
目次
アフリカの闇鍋?―「大事な人、立派な人がやってきた、ですよ」
飯屋で死んで、フォンフォロロン―「食べ物というのはね、習慣の問題です」
民謡とラップのあいだ―「どうすればベナン国民に役立てるかなと思うですよ」
東洋からの白人―「日本は外交的に中国より遅れているですね」
「椰子の木クリニックでリゾート?」―「日本人は偉い。日本人は人間としてやっているですよ」
路上で寝るのが一番?―「ベナンはね、東京ほど蒸し暑いわけではない」
ブードゥーが部屋にいる―「欧米の目ではなく、自分の目でアフリカを見る。必要ですね」
商売には頭を使え―「どうすれば経済大国日本の投資が役立てるか」
となりの長屋の子供達―「ベナンではね、ちゃんと叱るですよ」
涙の床屋、ところ変われば…―「子供達、家の手伝いしなければならないですね」
ゾマホンの故郷に王国があった―「ベナンの歴史は山、聖なるところにあるですよ」
ブラック・アメリカンのふるさと―「問題はだれが歴史を変えたか」
ある日の「たけし日本語学校」―「日本の外交官はいつか気がつくですよ」
ベーゴマとケンパタは生きている―「日本のODAは人的教育与えたらもっと立派になる」
留年も当たりまえ、小学生はつらいよ―「フランス人より立派なフランス人になるですよ」
星に願いを、ベナンの七夕―「やっと、ベナンに興味を持たせるようになった」
よけいなお世話がベナンを創る?―「みんな一生懸命ですよ」
国語ってなんだ?―「21世紀の闘いはアイデンティティーを守る、必要」
ニッポンに学べ?ベナンの歴史教科書―「日本人は欧米人と同じ間違いをしてはいけません」
103歳、長老との対話―「どうすればベナンと日本のいい文化交流できるか」
感想・レビュー
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中本 雄大
ATSUSHI
Seita