内容説明
恐怖の大王ことベスビオは六番目の月(乙女座)で活動を開始する。ほぼ一ヶ月にわたるベスビオの前活動の全てをここに網羅。ノストラダムスは約百四十詩をその一ヶ月の為に書き残していた。全世界が変化を始める六番目の月。
目次
序章 ベスビオが爆発する年に
第1章 ローマ法王の交代(ナポリ救出の国際的論争;新ローマ法王 ほか)
第2章 新法王と御一家(世界が注目するベスビオの火山活動;乙女座の大洪水 ほか)
第3章 マルス登場(大洪水の中で;オーソンヌの新同盟 ほか)
第4章 神が天にあり(橋が完成する;三つの流れ ほか)
著者等紹介
池田邦吉[イケダクニヨシ]
1947年2月6日、東京都生まれ。’69年、東京工業大学建築学科卒業。’87年、一級建築士事務所・(株)アーキコスモを設立。建築家としての道を歩んだことで、物理・化学・地震学など、ノストラダムス解釈には必須の学問が身についた。天文学は子供の頃からの趣味だが、プレート・テクトニクス理論などは、建築をやっていなければ、決して近づかなかった分野である。ノストラダムスを研究しはじめたのは’87年からだが、’93年になって預言詩の中に自分の誕生日でもある“2月6日生まれ”の者が世紀末近くに『預言書』を解くだろうとあるのを発見、解読に没頭することになる。’95年に『未来からの警告』(成星出版刊)を出版したが、その後、『預言書』の原典を入手、飛躍的に解読が進むことになる。’96年「ノストラダムス研究所」を設立、同年より『ノストラダムスの預言書解読』シリーズ(全7巻、成星出版刊)を次々に出版、現在に至る
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