内容説明
闘争しなければ生きることの出来ない現代人は、明日のことより今日只今勝つことが不可欠であって、公害に苦しむ人間は「敗者」として葬り去ればよい。「どうせ人間は一度の人生だから、地球が滅びようが後世の人間が苦しもうが、自分にとって関係のないことである」というのが多くの現代人の本音であろう。大体、公害の元凶は大量生産と大量消費にあるのだから、その国の経済が発展することと公害とは不可分の関係にある。故に今日の生存競争の激しい時代は、公害をなくすということは全く不可能であるといわねばならない。
目次
第1章 公害はフリーメーソンの謀略であった
第2章 公害を生かす
第3章 公害の一つの自然破壊を救う
第4章 砂漠に雨を降らす逆転発想
第5章 公害なき世界への転換
むすび 発想の原点を改める
著者等紹介
金子茂[カネコシゲル]
1912年 埼玉県生まれ。海軍工作学校卒業、海軍航空隊に従軍。宇宙原理学による地球環境問題の研究、人工に依る自然降雨等に取り組んでいる。金子軽器(株)社長を務める。宇宙原理学研究所理事長。地球環境学会理事長
竹田日恵[タケダニチエ]
1927年徳島県生まれ、海軍予科練卒業。戦闘機零戦、紫電改搭乗員として従軍。日本大学からカリフォルニア大学に留学。哲学博士。緒方竹虎副総理秘書を経て、相模工業大学理事長・学長を勤める。現在、外務省所管財団法人友邦協会会長、文学考古会会長、日大皇学研究所理事長として「竹内文書」、「古代歴史」「ユダヤ問題」等の研究を日本大学本部で開講している。著書に『竹内文書・世界史の超革命』徳間書店。『竹内文書が明かす超古代日本の秘密』日本文芸社。『後醍醐天皇と楠木正成対足利尊氏』明窓出版。『魏志倭人伝の陰謀』日本文芸社、がある。1997年JLNAブロンズ賞受賞
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