内容説明
華やかなりし1920年代のパリの社交界で踊られていたダンスを日本に広めた目賀田綱美男爵。直木賞作家・高橋克彦氏の小説『バンドネオンの豹』のモデルになるなど、いま脚光を浴びている彼の生涯とは?彼のダンスとは。
目次
第1章 フランス式社交ダンスの歩み(昭和元年、パリの社交界からのみやげもの;日本の社交界「交詢社」でのダンス指導 ほか)
第2章 目賀田ダンスの特徴(社交のためのダンス;レディー・ファースト ほか)
第3章 目賀田ダンスの踊り方(滑らかに踊る「タンゴ」;誰もが踊れる万能のステップ「フォックストロット」 ほか)
第4章 アルゼンチン・タンゴの導入(タンゴの名曲「A LO MEGATA」;タンゴのダンスに三つの流れ)
第5章 目賀田綱美の型破りの生涯(事実は小説よりも奇なり;最後の目賀田城主から10代目の嫡男 ほか)