感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kumabook
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棚に若者らしいかっこいい装丁で目立っていたので手に取ってみた。俳句には疎い私だけれど、「白薔薇や回転ドアに触れず出る」「欠伸より大きな柿を貰ひけり」「水飲みし胸を叩いて新緑へ」など面白いなぁと思いながら読んでいけた。今日日の俳人の作品は初めて読んだかもしれない。今の現実世界から出てくる題や感覚が、定型のリズムで表されている。あとがきの「詩歌は苦々しい現実から離れて私の呼吸を深くしてくれるものには違いないが、同時に私を現実世界に踏みとどまらせてくれる重石でもある」という言葉には強く感じ入るものがあった。2026/04/14




