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目次
物の秘めたる―言語と形象の谿で
モーリス・ブランショと3人の美術家―終わりなき対話
ジョゼフ・コーネル/瀧口修造
加納光於/中西夏之
ドナルド・エヴァンズ/河原温
岡崎和郎/奈良原一高
「空中の本」へ
若林奮
DIC川村記念美術館収蔵品より
論考・資料
「空中の本」の風景
Yの「終わりなき対話」
河原温と森鴎外―日記的瞬間
ふれとかさなりの線―彫刻家・若林奮の言葉
封じられて、永遠に―
不死、あるいは回帰する生―エミリー・ディキンソン、モーリス・ブランショ
さらなる空中の本
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スミス市松
16
2018年10月から2019年1月にかけてDIC川村記念美術館で開催された企画展図録。平出隆が語るところの〈言語と形象がつくった「谿」〉をめぐる素晴らしい展示だったのだろうと想像できる。言葉と美術の対話を試みた各々の展示作品にあわせ作品配置や会場自体も「谿」をつくるべく構成されており、実際に回覧しているかのようだった。この一冊がひとつの〈ポータブル美術展〉としてある。また本展示は平出隆の果敢な来歴の上に成り立っている。後期の仕事と位置づけられるだろうが、それゆえに彼の詩学への良き導入にもなり得るだろう。2021/11/13
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