渡辺のわたし (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 123p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784896293180
  • NDC分類 911.168
  • Cコード C0092

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

sofia

42
短歌の本。友人と話をしていたら、話の流れがずれていき、オススメされた。「わたし」を掘り下げている。「そんな感じの気持ち、短歌で読めないけど感じたことある」と思うものあれば、全くわからないものもある。2018/12/01

ふみ

38
ゴツゴツしてるのにガタイよくない。ときどきだけど、とてもかなしくなる不思議な歌集。作中主体のゆらぎがゴツゴツにしっかりしてる。(なんだ、この感想)2018/01/23

kaizen@名古屋de朝活読書会

34
斉藤斎藤 #短歌 お名前何とおっしゃいましたっけと言われ斎藤としては斎藤とする #返歌 優しさが溢れる短歌斉藤氏斎藤名もかわいげがあり2017/01/12

ポテチ

27
わたしの外側にわたしがいて。上空を漂っていて、たぶんわたしと思われるわたしを見つけて示すけど、感触は鈍くまた漂う。そんなかんじ。「お名前何とおっしゃいましたっけと言われ斎藤としては斎藤とする」2019/11/14

みつ

25
図書館で眼に入った本。「斉藤斎藤」という、人を食ったような著者名は、NHKテレビの短歌講座の選者を務めていた時に知ったもの。番組で選ばれた投稿句も、人生詠や情景詠はなく、生活の中で出会う一種のずれを詠んだものが多かったことを記憶する。選者の短歌に対する姿勢を投稿者も意識してのことかもしれない。それが端的に現れたのがこの歌集。「自分」に対する捉えどころのなさ、他者との関係性、というか距離感の計り難さを、日常過ごす中のありふれた場面を舞台に異質とも思える言葉同士が緩く連なることで、わずかな揺れが浮かび上がる。2023/09/24

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