感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
harass
69
前から読みたかったがなかなか見当たらなかった。ふと手に取る機会があり読む。ピンチョン研究の米文学者のエッセイを集めたもの。70ページで1800円! V2ロケットの発射基地や製造工場の跡地を訪れたりする。表題は当時の発射基地での発射実験の時間は正午と決まっていたそうだ。装丁がシンプル。印刷された写真ではなく、普通の写真が数枚途中で貼られていて驚く。2018/07/16
三柴ゆよし
14
著者はアメリカ文学の研究者で、特にピンチョン関連のものが有名。本書のタイトルは『重力の虹』から。小説の質感をもとめてドイツを訪れた著者の随想と短めの文学評論をおさめる。いささかセンチメンタルではあるが、とてもいい文章を書く人。こういったかたちのものをもっと読みたいとおもった。2018/03/13
かよこ
3
アウシュビッツ関連本の書評。丁寧な文体で読みやすくはあったけれど、内容は哲学的で、ちょっと難しかった。頭の良い方なんだろうなぁ。2016/08/29
素人
0
本としての作りが完璧。中身もいい。こういう本を自分のお金で買って帰れるのは、とてもすてきだ。2019/07/14
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- 和書
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