感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まさまま
34
マーシャ・ブラウンさんの写真と言葉がこの世の美しさを改めて教えてくれ、心が解放されるような読書時間になりました✨喧騒を離れて、身近な自然をゆっくりと、やさしく、心で感じてみたくなります✨ふと目にとまることには何か心を打つものが潜んでいるはず…♡大気や大地、太陽や風も…あらゆるものが心とからだの深いところで繋がっていることに気づくからではないでしょうか。2021/04/21
☆ぴよこ☆ 「クリスマスに絵本を贈ろう・絵本を読もう」「【読メ絵本部】」
31
こんな感性を持っていたい。子どもが本来持っているであろう、豊かな感性で物をかたちを手触りをこう表現するのか。と思った。私は既成の概念にとらわれている大人なんだなと実感した。2014/08/13
けんとまん1007
28
まさに五感を使って。歩くスピードを変える、目線の位置を下げると、見ええてくるものも違ってくる。それを、さらに一歩進めた感じだ。谷川さんの訳が、その味わいをますます深めてくれる。歩くように目で見るためには、注視する視点が大切。かたちから、その意味あいを感じるためには、これも視点を変えることが大切。そしえ、さわってみる・・・と、ふと思った。これは、「触ってみる」なのか「触って見る」なのかと。そうか、触ってみてから触って見るなのだと。2016/10/18
スケキヨ
22
先日、谷川俊太郎氏の詩の一説を読み心に残っていました。その谷川俊太郎氏がアメリカの絵本作家さんの絵本を訳したもの。絵本と言うか語りかける詩に近い感じです。世界を撮った写真とふんわり暖かい文で一杯です。/ゆっくり あるこう こころを いろんなものに ぶつけながら いろんなものに くすぐらせながら。/(赤い実の写真に)おひさまと あめが くさのみを まるく みがいた。/さわることは せかいを かんじること。さわることは せかいが かんじること。2011/10/20
neimu
20
題名からしてとても素敵。そして、散りばめられた写真の美しいこと。小さな命、美しい色、はっとする言葉、どれをとっても自分好み。(こんな本を作ってみたいなあと夢見てしまう)訳者は谷川俊太郎だが、ぜひこの言葉の原文を読んでみたいなあと。図書館本。薄い割にいいお値段だが、持ちやすい大きさ、写真、詩集なので買おうかな。2013/01/17