内容説明
法廷で、議会で、自由民権運動の中で、苦難の闘いを経て免許代言人は弁護士となった。立法への関与、法典論争、法律学校の設立、自由民権運動、司法権の独立など激動の明治期の免許代言人の活躍の記録。来し方から行く末を展望し、弁護士の誇りとは何かを考える。
目次
民事法制・刑事法制の近代化への萌芽
西洋法の導入と裁判所の設置
代言人の登場
免許代言人・代言人組合
弁護士・弁護士会
免許代言人と言論弾圧との闘い
自由民権運動と免許代言人
自由民権裁判と免許代言人
自由民権運動の弾圧事件―高等法院で弁護した免許代言人
自由民権運動の激化事件―重罪裁判所で弁護した免許代言人
免許代言人・弁護士の刑事裁判―法廷で闘う免許代言人・弁護士
法典論争と免許代言人
司法権の独立―大津事件と免許代言人
免許代言人・弁護士の巨人
著者等紹介
谷正之[タニマサユキ]
弁護士。昭和18年愛媛県生まれ。昭和46年早稲田大学大学院法学研究科修士課程修了。昭和57年弁護士登録。愛媛弁護士会会長、日本弁護士連合会理事、松山大学法学部教授、松山短期大学教授を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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