内容説明
全国的に増加傾向にある小規模会社の破産事件に、相談を受ける司法書士がどのように対応すべきかを、破産法の理念・理論を踏まえて解説。著者がかかわった事案をもとに、申立書類作成業務の実際における論点を具体的に丁寧に解説し、書類作成を担う司法書士の実務の新局面を提示。
目次
第１章 会社の破産事件の特徴（会社の破産事件とは；破産申立てと司法書士の代理権）
第２章 申立てに向けた準備（方針の決定；申立日の決定；必要書類等の準備；申立費用と財産の確保）
第３章 関係者への対応（従業員への対応；債務者・債権者への対応；代表者・家族への対応；裁判所・破産管財人への対応）
第４章 事案検討（事案１―書籍小売業者；事案２―土木工事業者；事案３―機械製造業者；事案４―部品加工業者；事案５―プラスチック成形業者；事案６―研削研磨業者；事案７―測量業者；事案８―金物工事業者）
第５章 破産法の概要（破産手続の開始；破産債権と財団債権；破産財団の管理・換価・配当；破産手続の終了；破産法上の保全手続）
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