内容説明
働き過ぎによる死亡に対して労災認定と企業賠償を求めるために。大切な方をなくされた方が、労災申請を、さらに会社の責任を問うための裁判を考えたときに必要となる基礎知識から問題点まで、具体的な事例を取り上げて解説。被災者・遺族を支援する弁護士・関係者等に必携の手引。
目次
第1章 基礎知識(過労死・過労自殺の意味と発生件数、認定状況;労災申請 ほか)
第2章 過労死の認定基準(過労死の認定基準の概要;過労死の認定基準 ほか)
第3章 過労自殺の認定基準(過労自殺の判断指針;業務による心理的負荷の評価 ほか)
第4章 こんなケースも過労死、過労自殺(病名がわからなくとも過労死と認定される!;喘息による死亡、てんかんによる死亡も労災認定されることがある! ほか)
第5章 企業責任の追及(企業責任を追及する意義;損害賠償を請求するための法律上の要件 ほか)
資料編(脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準―平成13年12月12日基発第1063号
脳血管疾患及び虚血性心疾患等(負傷に起因するものを除く。)の認定基準の運用上の留意点等について―平成13年12月12日基労発第31号 ほか)
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