内容説明
長引く不況下で増加する建設業の下請代金未払い。中小零細の下請業者にとっては、簡易・迅速な回収方法でなければ意味がない。建設業界を知り尽くす著者が、下請代金回収のノウハウを、建設業法の条文解説とともに、書式例を示してわかりやすく解説。
目次
第1章 建設業における下請保護の特殊性と問題点(下請代金法並びに建設業法下請保護規定の位置づけ;下請代金法、建設業法下請保護規定の主な規定上の比較検討 ほか)
第2章 建設業法下請保護規定逐条解説(建設業法の目的;建設業法の当事者 ほか)
第3章 実務と書式例(催告・申立ての留意点;書式例)
第4章 関係条文(建設業法(抄、下請関連条文)
建設業法施行規則(抄) ほか)
著者等紹介
田中彰寿[タナカアキトシ]
弁護士法人田中彰寿法律事務所代表社員・弁護士。弁護士、京都産業大学法科大学院教授、京都地方、家庭裁判所調停委員(園部支部、園部簡易裁判所)。京都府収用委員会会長。昭和48年3月金沢大学卒、同年4月司法研修所入所(第27期)。昭和50年4月弁護士登録(京都弁護士会)。平成17年4月京都弁護士会会長(平成17年度)。平成21年から下請かけこみ寺相談員(現職)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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