内容説明
市民後見人について新たな章を設け、その意義・位置づけから、養成・活用に向けた課題までを詳説。成年被後見人の選挙権をはじめとする成年後見制度の転用問題、能力制限の廃止・縮減、後見報酬のあり方などについても重点的に加筆。
目次
専門職後見人による成年後見
成年後見の社会化
成年後見の基本理念
成年後見人の諸類型
身上監護の法的根拠―民法858条の意義
身上監護に関連する職務範囲
居住用不動産の処分
「社会化」が産んだ実務のアポリア
職務権限行使の際の留意点
専門職後見人の活用方法
市民後見人
「社会化」の現在と未来
著者等紹介
上山泰[カミヤマヤスシ]
1965東京都出身。1995年慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。現在、筑波大学法科大学院教授。日本成年後見法学会理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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