内容説明
新貸金業法本体施行後も続く、多重債務者救済の論点や最新判例を重要項目別に整理・分析。過払金返還請求、充当、完済後の貸付問題など、平成19年言渡最高裁判決を中心に、実務の論点を深く分析。借換え・債務の一本化・特定調停・貸金業者の倒産などの現状と問題点を豊富な最新判例を基に分析。グレーゾーン・みなし弁済制度撤廃に向けた実務の課題がわかる。
目次
第1部 クレサラ関係法(クレサラ関係法の沿革;利息制限法;出資法;貸金業法)
第2部 クレサラ実務の論点(取引履歴の開示;引直計算;みなし弁済;過払金返還請求 ほか)
著者等紹介
井上元[イノウエモト]
1959年生まれ、1985年3月大阪大学法学部卒業、1988年4月弁護士登録(大阪弁護士会)、あかつき総合法律事務所(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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