内容説明
司法書士の簡裁代理権について論究し、本人訴訟支援の実務を追究した最新版!簡裁代理業務のあり方を詳説し、紛争解決受任者としての司法書士の裁判実務を明示した実践的手引書!平成15年改正民訴法、裁判所法、執行法等に対応!司法書士制度の歴史も理解でき、司法書士だけでなく司法制度に関心を有するすべての方の必携書。
目次
第1章 司法制度の中での司法書士の役割と課題(司法書士の独自性;国民の裁判を受ける権利の担い手として―書類作成と法律判断権 ほか)
第2章 司法書士の裁判事務=書類作成事務の内容と実際(司法書士法3条1項4号の書類作成)(準備行為;書類作成実務の実際 ほか)
第3章 司法書士の簡裁代理権(簡裁代理権の沿革;平成14年度改正司法書士法と簡裁代理権 ほか)
第4章 司法書士による本人訴訟の若干の問題点(本人訴訟の壁を克服するために;司法書士の社会的分業 ほか)
附章 司法書士の裁判実務における松永理論の生成と背景(渋谷陽一郎)(なぜ本小論は書かれたのか;松永理論分析のための7つの視点 ほか)
著者等紹介
松永六郎[マツナガロクロウ]
昭和3年11月14日生まれ、昭和24年1月東京地方裁判所勤務、昭和28年3月中央大学法学部卒業、昭和36年10月司法書士認可、昭和50年3月東京青年司法書士会連絡協議会幹事長、昭和62年9月日本司法書士会連合会訴訟業務研究委員会委員、昭和62年10月日本司法書士会連合会職域改善推進委員会委員、平成元年5月東京司法書士会副会長、平成元年6月日本司法書士会連合会司法書士制度審議会委員、平成4年4月東京簡易裁判所民事調停委員、平成15年4月より日本司法書士会連合会相談役
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