内容説明
サーバとは、特定の処理を依頼されて、その処理を行なうコンピュータやソフトウェアである。ネットワークを構築・管理する際にも、そのためのサーバが必要になる。本書では、まずネットワークの中でサーバがどのような働きをしているかを解説し、サーバが利用されている場面を簡潔に整理している。また、CPUやメモリをはじめ、ハードディスクやバックアップデバイスなどのサーバに必要なハードウェア的な要件、効果的なサーバ構成や信頼性を向上させる手段を述べる。さらに、ファイルサーバ、データベースサーバ、Webサーバ、メールサーバなどの各種サーバの形態や働きを具体的に解説する。そして、セキュリティやアドレス管理などが必要となる、LANの構築やインターネットへ接続するための特殊なサーバについて説明している。
目次
第1章 サーバって何だろう?
第2章 ネットワークの中でサーバは何をしているのか?
第3章 サーバに要求されるハードウェアとは?
第4章 サーバの種類と動作
第5章 ネットワークのために利用される特殊なサーバ
著者等紹介
加藤佐一[カトウサイチ]
1960年生まれ。1982年~リアルタイム系OSの移植、ブートストラップ、ドライバ、Agis PCIプロジェクトなどを行う。1994年日本DEC退社後フリーライターとして独立。1995年グラフ・ケー設立。2001年ビデオオンデマンド系株式会社設立などに参画。現在、ハードウェア、デバイスドライバ、DB関連アプリ開発、PIC用マイクロモニタネットワークアドバイザリ、インターネット構築、商品写真撮影などを行う
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