内容説明
Windows2000は確かにウィンドウ上での操作が中心である。しかし、MS‐DOSの時代から行なってきたコマンド処理の操作によって、特定の作業が効率よくこなせる場合も数多い。Windows2000上でコマンド処理を行なう「コマンドプロンプト」は、Windows95/98のMS‐DOSプロンプト(DOS窓)とは似て非なるものであり、DOS窓よりも高度な操作が可能になっている。本書では、このコマンドプロンプトの起動と終了、どんなプログラムが実行できるのか、文字の入力や検索といった、基本をまず押さえる。また、ファイルやディレクトリ操作、ディスク管理、テキストファイルの検索・編集、ネットワーク関連など、使用できるいろいろなコマンドとその機能を詳しく解説する。さらに、ファイル名入力時の便利な方法、さまざまなバッチ処理用のコマンド、コマンドの自動実行など、知って得するコマンドプロンプトの技を多数収録する。Windows2000をさらに深く賢く使いこなしたいなら、お勧めの1冊である。
目次
コマンドプロンプトの基礎知識
コマンドプロンプトのプロパティ
16ビット環境について
ディレクトリ操作用のコマンド
ファイル操作用のコマンド
ディスク管理用のコマンド
テキストファイル用のコマンド
アプリケーション実行用のコマンド
コンソール関係のコマンド
ネットワーク関係のコマンド
バッチ処理用のコマンド
知っているとお得なコマンドプロンプト小技週
著者等紹介
ドッシー秋山[ドッシーアキヤマ]
1961年生まれ。A型。ずっとDOS環境を使っているのは、FILMTNをビシバシ使っているのと、DOS版のMIFESというテキストエディタを使って原稿を書いているのと(これらは16ビット版なのでWindows2000では他のに変えるかなぁ)、SEDやPerlを編集作業に役立てているためだったりする。それはともかく、Windows2000のコマンドプロンプトについては、あまり深く追求する気はなかったんだが、本書を執筆していたら、もーおもしろくなっちゃって、いずれもっとあばれてやるー!
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