「黒い霧」は晴れたか―松本清張の歴史眼

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  • サイズ B6判/ページ数 214p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784896250800
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0021

内容説明

清張の残した謎に迫る。

目次

「ノンポリ」作家だった清張
黒人米兵集団脱走暴行事件―「黒地の絵」
七三一部隊の影―「小説帝銀事件」と「帝銀事件の謎」
G2とGSの対立―「下山国鉄総裁謀殺論」
CICの疑惑―「推理・松川事件」
清張の史眼―「追放とレッド・パージ」
事件の帰結―「謀略朝鮮戦争」
占領が解除されたら…

著者等紹介

藤井忠俊[フジイタダトシ]
専攻は日本近現代史・民衆史。『季刊現代史』主宰、大学教員など。駿河台大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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雨猫

6
清張氏のは未読だが主な事件のあらましは他の本やネットなどで知ってるので清張以前とその後を知りたくてこちらを選択。黒人米兵集団脱走暴行事件、帝銀事件、下山事件、三鷹事件、松川事件、追放、レッドパージ、逆コース、朝鮮戦争。すべてGHQ占領下時代に起こった不可解な事件や出来事。驚くほどの新事実はなかったが考えさせられた。特にレッドパージは日本が思想的に操られていったというのが怖い。黒い霧は晴れない。しかしもう真実を知る術もない。☆4つ2014/09/25

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