内容説明
江戸期から昭和中期にかけ新河岸川舟運で栄えた商業都市「引又」が埼玉県志木市に存在した。その「引又」研究を郷土史家が語る。
目次
引又とは?
新河岸川舟運と引又河岸
宿場町としての引又
引又市考
在方町としての引又の発展
すべての道は引又に通ず
引又における名主交替の実例
近世における引又の水車
慶応二年の武州世直し一揆と引又地区
『星野半右衛門日記』に見られる幕末引又の豪商の婚姻の実態について
幕末引又の高い文化レベル
敷島神社祭神のうちの一柱「十殿権現」小考
著者等紹介
神山健吉[カミヤマケンキチ]
1930年東京・上野桜木町に生まれる。1955年東京教育大学(現筑波大学)文学部卒、読売新聞社入社。1985年読売新聞社定年退職。その後、出版社、編集プロダクション、広告代理店等に勤務。志木市史編纂委員、同編集委員、志木市郷土史研究会会長、埼玉県郷土文化会副会長、志木市文化財保護審議会会長、埼玉県文化財保護協会理事、志木いろは市民大学学長、よみうり文化センター川越講師、ブルガリアの人と自然と文化を愛する会会長等を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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