内容説明
大儒佐藤一斎が42歳から82歳に至るまで自らの学問観・人生観をはじめ、日頃の考えを述べた「言志四録」から現代にも通じる感銘深い珠玉の文を引用紹介しつつ、今日の社会や教育の問題にもあてはめて、熱く語った101話。上巻には「言志録」「言志後録」の二録を採り上げた50話を収録。
目次
今こそ日本人に志の灯を
天に与えられた役割を知れ
心を剣のように研ぎすませよ
己に厳しく人には寛大に
患難変故にも身を切磋せよ
酒は節度をもって飲むべき
利は天下公共の物、自らこれを専らにすべからず
己を喪へば、斯に人を喪ふ
須らく時に及びて立志勉励すべし
志有る者は古今第一等の人物を期すべし〔ほか〕
著者等紹介
疋田啓佑[ヒキタケイユウ]
福岡女子大学名誉教授。昭和12年、中国東北部(旧満州)生れ。昭和35年、九州大学文学部国文科卒。昭和40年、九州大学大学院中国研究科修了。都城工業高等専門学校教授、二松学舎大学文学部教授、福岡女子大学文学部教授を歴任、定年退職。久留米大学他、非常勤講師。九州退渓学研究会会長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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