感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BIN
6
儒将王陽明の生涯を描かれた物語。陽明学については最低限しか触れられておらず、戦争シーンが詳しいのでそこまで小難しくない。ただ陽明先生を賛美しまくっているのが玉に瑕かもしれない。史実に基づいて書かれているため、陽明学の研究にも一見の価値があるとのこと。原本は中国では既に散失して日本に残っているらしく、明末に書かれたとのこと。本書は基本書き下し文と白文のみ（所々和訳がある）なので、慣れてないとわかりにくいかも。2018/01/08
