内容説明
花月雪の時、最も友を憶う。人や自然への情、茶や酒の楽しみ、日常の静かな心境を平易・流暢に詠じた白楽天の閑適・感傷の詩を紹介。
目次
白楽天の生涯
1 詩人として、高級官僚として(きっとまた会えるよ!;慈恩寺で行く春を惜しんで;麦刈りを見て;林間に酒を暖めて紅葉を焼く;秋の悲しみ ほか)
2 大切な人、好きなもの(娘よ…;妻へ;娘は可愛いが、父としては…;亀児よ、元気に育っておくれ;そなたの残した鏡に ほか)
著者等紹介
田口暢穗[タグチノブオ]
昭和21年(1946)生まれ。東京都出身。早稲田大学大学院博士後期課程を単位取得退学。鶴見大学講師から、助教授、教授を経て、鶴見大学名誉教授。公益財団法人斯文会常務理事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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